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創造工学部デザイン科学科の稲坂晃義准教授と学生たちは8月、台湾・国立成功大学(台南市)から来日した学生と本学の御宿研修センターなどでフィールドワークを実施しました。本学は今年3月、国立成功大学と包括的な協力関係を築き、学問の振興と学術的な協力を促進することを目的に包括連携協定および学生交換プログラムに関する覚書を締結し、様々な協力関係が進むことが期待されています。 2025年度のデザインワークショップは、国立研究開発法人「科学技術振興機構」(JST)の国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)に採択され、国立成功大学から8人の学生と引率教員1人を招聘して実施されました。 本学からは稲坂准教授やデザイン科学科の学生11人らが参加し、8月24日から30日の日程でワークショップを開催。前半は本学の御宿研修センターに宿泊してフィールドワークなどを実施し、後半は津田沼キャンパスなどでワークショップを開催しました。 稲坂准教授は「学生たちの価値観の違いが出てきそうなテーマで、最先端の成果物になるものが生まれれば」との考えから、デジタルとフィジカルが融合した新しいツーリズムの形として「フィジカル・ツーリズム」をテーマに設定。御宿や東京、様々な観光地において物理的な体験とデジタル上の体験が融合した新しい仕組みやサービスの提案を求めました。 本学と国立成功大学の学生たちは4つのグループに分かれ、独特のサウンドスケープが広がる御宿の「音の探求」に着目した旅行の再定義や、ユーザーが季節ごとの音を満喫しながら没入感を壊さずに御宿を探索できる「音の地図」などを考案。自転車でアトラクティブな仮想体験をできるサービスを提案したチームの高尾燦さん(3年)は「御宿をPRする上で千葉工大と国立成功大学の学生がそれぞれ得意とする方法を出し合っていった」と振り返ります。 グローバルデザインワークショップはデザイン科学科の正規科目で、稲坂准教授は「異文化の理解・交流を通じて、より多様で柔軟な幅広い視野を持ったデザインの学生を育成する」ことが意義と説明します。御宿や東京でフィールドワークをした理由は「インターネットに現われてこないような魅力であったり、現地に行かなければ肌で感じることができないようなものだったりを観光資源化するところを目指した」と言います。 御宿の砂浜をより魅力的で、より多くの人々が利用できるようにビーチパビリオン(日よけ)の設置を提案したチームの佐藤侑次郎さん(4年)は「御宿で夜に花火をした時、砂浜で足に砂がつかなかった。みんなで調べたところ、御宿の白い砂は沖縄などにない特有の砂であることがわかった。でも、日差しが強くて砂浜にあまり行かないという部分があったので御宿の魅力として提案しようとなった」。ティーチングアシスタントとして参加した徳永龍之助さん(大学院2年)は、異なる言語や文化を踏まえた上で「互いの言いたいことを把握し、『これだったらいけそうだよね』とイメージしながらやっていた」と話していました。