千葉工業大学

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先端材料工学科

金属材料の性質を理解し、新材料を生み出す力を養う

ものづくりの基盤となる材料を多角的に研究し、材料のさらなる可能性を提案できる技術者を育成します。

材料の多様な特性を熟知したエキスパートを育てます
新材料開発と加工・検査・分析技術を修得し実践力を磨きます
リサイクルを追求し、循環型社会の実現をめざします

学科サイト

学科の特色

「Made in Japan」の品質を支えるのは、高品質・高性能な材料です。

東京都心に屹立した東京タワーを高さで大きく上回る東京スカイツリーの誕生は、鋼材の品質向上を抜きにしては語れません。同様に、高性能な自動車エンジンも、記憶容量の多いハードディスクも、材料の進歩があったからこそ、できたこと。このように日本の優れたものづくりの多くが、材料工学の存在に支えられているのです。本学科で学ぶのは、そうした材料のさらなる進化と活用法。幅広い知識を修得するだけでなく、実験・実習を通して実践力も養成。近年その重要性が高まっている、限りある資源の有効利用に欠かせない循環型ものづくりにも対応できる、材料系のエンジニアの育成もめざしています。

  • ディプロマ・ポリシー
    先端材料工学科では,大学の建学の精神「世界文化に技術で貢献する」の下で,材料開発と循環型ものづくりの技術で社会に貢献できる人材の育成を目的としている。そのため,材料工学を中心とした下記の能力を獲得と,カルキュラム上で定める所定の単位を取得した人材に学士(工学)の学位を授与する。
    (1) 社会的・技術的な教養を有し,自らの思考・判断のプロセスを説明して伝達するためのコミュニケーション及びプレゼンテーションをすることができる。
    (2) 自然科学の基礎学力に裏付けされた材料工学分野での専門基礎知識と基礎技術を説明できる。
    (3) 専門的な観点から材料の設計・開発または材料製造・リサイクルに関して,継続的に問題解決と共同作業を実行できる。
    (4) 専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解できる。
  • カリキュラム・ポリシー
    先端材料工学科では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を有する人材を育成するために,下記の方針に基づいてカリキュラムを編成している。
    (1) 基礎的な社会的教養と,コミュニケーション及びプレゼンテーション能力の育成は,主に教養科目の修得により達成される。教養科目に開講されるコミュニケーションスキル,課題研究セミナー,国際・国内インターン及びボランティア等の科目により修得する。また,専門的なプレゼンテーション能力については,卒業論文等において育成される。
    (2) 自然科学の基礎学力は,数学,物理学,化学および物理学実験や化学実験等の専門基礎科目と専門基幹科目の修得により達成される。また,材料工学の基礎学力は,2科目の演習科目を含む専門基幹科目の修得により達成される。この専門基幹科目は,14科目中13科目が必修科目からなり,材料工学の基礎学力を確実に育成される。
    (3) 専門展開科目では,材料設計・開発技術に関する選択科目群と,材料製造・リサイクル技術に関する選択科目群及び,材料工学実験,ゼミナール,卒業論文等の必修科目が配置されている。専門展開科目では,材料設計・開発技術分野科目群または材料製造技術分野科目群のいずれかを選択し,より深い専門知識を高める。さらに,卒業論文等の必修科目を通して,共同作業の遂行と継続的な問題解決能力を育成する。
    (4) 技術者倫理及び社会的責任については,様々な科目でも話題にするが,主に専門展開科目の技術者倫理により修得する。
  • アドミッション・ポリシー
    先端材料工学科は、本学の建学の精神「世界文化に技術で貢献する」のもと、材料開発と循環型ものづくりの技術で社会に貢献できる人材を育成します。そのため、自然科学の基礎学力に裏付けられた材料工学分野での専門基礎知識と基礎技術を身につけ、専門的な観点から材料の設計・開発または材料製造・リサイクルに関して、継続的に問題解決と共同作業を実行できる力を養成します。また、自らの思考・判断のプロセスを説明するためのコミュニケーション力やプレゼンテーション力を培うとともに、社会的・技術的な教養を重視し、専門技術者としての守るべき倫理や社会的責任への深い理解を促します。
     
    〈求める学生像〉
    1. 材料工学の基礎となる科学技術分野に強い関心を持った人
    2. 循環型ものづくりに必要な材料リサイクル技術に興味がある人
    3. 材料系エンジニアとして各種産業分野で活躍を目指す人
    4. 未来の社会を動かすような新しい材料技術の探求に情熱を傾けられる人

学びのポイント・カリキュラム

先端材料工学科_カリキュラム (PDF ファイル 1.0MB)
  1. 1年次

    材料と社会の関わりを知り、基盤となる科目を強化します

    材料がどのような特性を持ち、実社会でどのように扱われているかを知ることで、材料工学の重要性を体感します。さらに化学、物理、数学といった科目を集中的に学び、基礎を養います。

  2. 2年次

    実習を通して、材料の製法を楽しみながら学びます

    材料の製法や新材料の開発工程、リサイクル手法などを学びます。さらに金属材料を用いた自由創作にも取り組み、溶接や鋳造、成形などの一通りの加工技術を楽しみながら身につけます。

  3. 3年次

    先端材料に触れながら理論や製造手法を学びます

    世の中で注目を浴びる先端材料を取り上げ、実習を通して加工や品質評価の手法を学修。さらに新材料の開発に向け、ミクロレベルで材料を分析し、合成するための理論や手法を修得します。

  4. 4年次

    卒業研究を通して技術者に求められる素養を育みます

    新材料あるいは製造手法の開発に取り組みます。答えがない中で仮説を立てデータを集めながら検証を重ね、人前で発表するという一連のプロセスを通じ、技術者としての素養を高めていきます。

取得できる資格

  • 高等学校教諭一種免許状【工業】

学科の教育と関連する推奨資格

  • 危険物取扱者(甲種)※

※印は受験資格

Student Voice

西村 美咲さん 4年 宮城県/県立宮城県仙台第一高等学校 出身

ものづくりの根幹を学び
自動車製造の技術者をめざしたい

次世代半導体やリチウムイオンバッテリーなど、 多くの先進的製品の進化には、新材料開発が不可欠です。そこで、ものづくりの基盤となる材料工学を学びたくて先端材料工学科を志望しました。研究室では、溶けた金属の流動に関わる表面張力の正確な測定と、その推算モデルの開発をしています。航空宇宙材料や化学プラントに使用される新材料開発に貢献できる研究です。