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情報科学専攻の学生が、 人工知能学会 第16回対話システムシンポジウム (第105回言語・音声理解と対話処理研究会) において「若手萌芽賞」を受賞しました

情報科学専攻の学生が、 人工知能学会 第16回対話システムシンポジウム (第105回言語・音声理解と対話処理研究会) において「若手萌芽賞」を受賞しました

1.受賞者氏名
木澤 妃名子(きざわ ひなこ)
 
2.学科(専攻)・学年・研究室
情報科学専攻1年(有本泰子研究室)
 
3.受賞名称
「若手萌芽賞」
 
4.受賞日
令和7年11月11日(火)
 
5.受賞団体・大会名
人工知能学会  第16回対話システムシンポジウム (第105回言語・音声理解と対話処理研究会)
 
6.論文(作品)・研究題目
「知覚可能なモダリティの違いがクロスモーダルな共起笑いの表出頻度に与える影響」
 
7.受賞対象となった作品や研究の概要
笑い声に笑顔を返すといった音声と表情のクロスモーダルな共起笑いの表出頻度が表情と音声が知覚可能なビデオチャットと音声のみ知覚可能な音声チャットで異なるかを調査しました.その結果,笑顔に笑い声を返すことはビデオチャットのほうが多いことが分かりました.しかし,笑顔に笑顔を返す頻度や笑い声に笑顔を返す頻度はビデオチャットと音声チャットで同程度でした.これは,笑顔の生成時の発話であるsmiled speechによって音声チャットでも相手の笑顔を知覚している,または知覚させていることによるものだと考えられます.
 
8.受賞の感想
4年生までの研究の延長線上にある研究であり,評価してもらえてうれしく思います.ご指導をしてくださった有本先生や研究室のメンバーに感謝をし,これからも研究に励んでいきたいと思います.