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同窓会
創造工学部デザイン科学科の橋本都子研究室の学生たちが東京・板橋区立高島第二小学校で、児童の新たな安らぎ空間「たかにの森」を開設した。学校側から有効活用されていない空き教室の改良を依頼され、3年生の有志らが空間設計から設営まで取り組んだプロジェクトで、10月の開設直後から児童や教員の好評を得ている。 プロジェクトに参加したのは、橋本研究室の小池直哉さん(大学院2年)や3年生の秋場大貴さん、遠藤修羅さん、大林有沙さん、川原睦也さん、坂巻遙斗さん、森田陽大さん、山形孔希さん、山本奏一郎さん、油科百咲さん、吉光航太郎さん。小池さんが修士論文の研究フィールドとして同校と関わりを持ち、余裕教室の改良を依頼された。 文部科学省の調査によると、少子化に伴う児童・生徒数の減少によって全国の公立小中学校には約8万7000室の「余裕教室」がある。地域の実情やニーズに応じて様々な用途で活用することが可能で、高島第二小学校も児童が心地よく過ごせる新たな居場所づくりを模索していた。 プロジェクトメンバーは、同校2階の余裕教室に「落ち着く居場所」を開設することを目指し、空間構成を整備した。全校児童の約25%が外国籍であり、特別支援学級がある同校の視点も踏まえ、余裕教室を3つのゾーンに分けた。児童が授業する際に利用する「学習スペース」、授業に参加することができない児童が教員と話し合うなどの際に利用する「コミュニケーションスペース」、気分を落ち着かせたい児童が休息をとる「リラックススペース」で、ロッカーと白ダンボールなどを用いてエリア分けしている。 この教室は授業で使われる机や椅子以外は手つかずの状態だったが、校長先生や担当教員の声に耳を傾けながらパーティションの高さを調節するなど工夫した。
小池さんは「先生も児童も有効的に使っている様子が確認でき、やって良かった」と胸をなで下ろす。コミュニケーションスペースは、パーティションを利用して教員が個別指導を児童に行うことができるよう設計。リラックススペースには芝生をイメージしたマットを敷き、児童に安心感を与えるよう工夫された。 森田さんは「自分が作った『空間』が誰かに使われる経験はなかったが、自分が小学生の頃を思い出しながらやっていくのが難しかった」と振り返る。名称の「たかにの森」は、親しみのある森のような空間になって欲しいとの思いから決定した。ロゴはメンバーが案を持ち寄り、柔らかく、温かい森を感じさせるものとなっている。児童から「森」と呼ばれる新しい空間の入り口には、時間割表とロゴマークが貼られ、利用しやすいようデザインされた。 山形さんは「実際に『空間』ができた時は本当に嬉しかった。自分たちが想定していなかった使われ方も見られ、とても興味深かった」という。開設後の観察調査では、教員と勉強している様子や、友人と喧嘩した後のクールダウンの場にしている様子などを確認した。 教員からは「これまでは授業中に教室にいられなくなった子供が行き場がなくて廊下をウロウロしていたが、今は『森』があるので行き場所ができた」などの評価を得ているという。 橋本教授は「若いデザイナーの卵の視点からアイデアをいろいろと出してほしい、との思いでプロジェクトを見守っていた」と話し、これからの「森」の使われ方に注目している。