千葉工業大学

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機械電子創成工学科(編入学、社会人を除く募集は2024年3月末まで)

機械工学と電子工学両面の知識、技術、センスを持ち社会が求めるものを生み出す技術者を育成します。

機械工学と電子工学を融合した知識を身につけます。
両面から学び、最先端のものづくりに必須な設計センスを養います。
実習科目を繰り返し、ものづくりのプロセスや課題解決力を育成します。

学科サイト

学科の特色

1+1=3にも4にもなるような「新しいものづくり」を創成します。

家電製品はもちろんのこと、自動車もロボットも、身近な機械のほとんどは、電気なしでは動きません。つまり機械工学と電子工学の技術を融合した“メカトロニクス”によってつくられているのです。これまでの製品開発現場では、多くの場合においてそれぞれの領域が分割して進められてきました。しかし将来的に製品開発を加速させ、新しい発想を生み出すためには、機械と電子の両方を理解するセンスと技術をもつ人材が必要です。本学科では、座学で学んだ機械工学と電子工学の知識を学生主体で行う課題解決型のグループ演習によって実践的なものとし、新しい価値を創成できる技術者の育成をめざしていきます。

  • ディプロマ・ポリシー
    機械電子創成工学科では,「機械工学分野」及び「電子工学分野」を中心的な研究対象としており,所定の期間に所定の単位を取得した上,下記の要件を満たした人材に学士(工学)を授与する。
    (1) 自然科学に関する基礎学力に裏付けされた機械工学と電子工学に関する専門基礎知識と基礎技術を有し,技術者として必要な教養を身につけている。
    (2) 問題解決に必要な専門知識や技術を修得するため,自ら継続的に学習する能力を身につけている。
    (3) 自らの思考・判断のプロセスを説明し,伝達するためのプレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を身につけている。
    (4) グループでの共同作業を適確に実行し,適切な協力関係をつくり上げてゆく能力を身につけている。
    (5) 専門知識を応用して人間生活の利便性と生活の質の向上を図る機械電子技術・製品・システムを創成するための諸問題を主体的かつ合理的に解決する能力を身につけ,地域社会や地域産業の発展に貢献することができる。
    (6) 専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解している。
  • カリキュラム・ポリシー
    機械電子創成工学科では,ディプロマ・ポリシーに定めた能力を持つ人材を育成するために以下の方針に基づいてカリキュラムを編成している。
    (1) 社会の一員として求められる態度,国際問題に対する理解および人間・社会・自然に対する理解を深めるとともに,専門科目を修得するための基礎知識を得るための教養科目群を配置する。教養科目では,自ら継続的に学習することができるように,初年次教育及びキャリアデザイン科目を必修科目に位置付けて主体的に学ぶ手法を修得させるとともに,論理的に表現・説明する能力を有し,日本語ならびに英語で情報を伝達できるよう,実践的な日本語・英語スキルを高める科目を配置している。
    (2) 専門の骨格を正確に把握するため,機械電子創成工学を学習するうえで必要となる基礎としての自然科学に関する「専門基礎科目」を配置している。
    (3) 専門教育を体系的に学習するうえでの導入として,機械電子創成工学における諸問題を解決する「機械電子創成基礎実験・実習」において,主体的に考えながらグループで協調し,問題解決を目指す体験を通して専門科目を学ぶことの動機づけを行う。並行して基本的な知識を理解するための「専門基幹科目」を配置している。
    (4) 自ら考え,グループで協調して問題を解決する経験を積む機会として実験・実習科目群を配置するとともに,機械電子創成工学に関する実践的な専門知識とスキルを身に付けるため,学習する分野の体系全般にわたる科目から構成される「専門展開科目」を配置している。
    (5) 機械電子創成工学分野の専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解できる科目として「技術者倫理」を配置するとともに,最先端の技術に関する知識を得るための「機械電子創成発展講義」を配置している。
    (6) 3年次までに学んだ専門知識を応用して主体的に未知の課題に取り組むことにより,機械電子創成工学分野の様々な課題を自ら解決できる能力を身につけるため,「ゼミナール1・2」および「卒業研究」の科目を配置している。
  • アドミッション・ポリシー
    機械電子創成工学科は、機械工学や電子工学の専門知識を応用して人間生活の利便性と生活の質の向上を図り、地域社会や地域産業の発展に貢献することができる人材を育成します。そのため本学科では、自然科学の基礎学力に裏付けられた機械工学と電子工学に関する専門基礎知識と基礎技術を身につけ、技術者として必要な教養を備えることのできる教育を行います。また、機械電子技術及び、その製品やシステムを創成するためには、それらの諸問題を主体的かつ合理的に解決する能力を身につけ、専門知識や技術を自ら継続的に学習する姿勢が必要です。自らの思考・判断のプロセスを説明するためのプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、グループでの共同作業を適確に実行し、協力関係をつくり上げていく能力もなくてはなりません。それらを形成したうえで、さらに専門技術者として守るべき倫理を理解し、社会的責任を果たせる人材を社会へと送り出します。
     
    〈求める学生像〉
    1. 理数系科目の基礎学力を身につけている人
    2. 機械工学や電子工学に強い興味を持ち、両者の融合技術に可能性を感じる人
    3. 新しいものづくりやシステム創成を通して社会への貢献を目指す人

学びのポイント・カリキュラム

機械電子創成工学科_カリキュラム(PDF ファイル 733KB)
  1. 1年次

    現代社会のニーズに学びがどう役立つのか、イメージします。

    1年次は講義形式の授業を中心に学びます。教養科目や専門基礎科目の他、「機械電子創成概論」では全教員が週替わりで各分野や研究について講義を実施。また研究室見学を通して、社会のニーズについて考えるとともに、学科での学びが将来どう生きるかを体感していきます。

  2. 2年次

    実験・実習を通しものづくりの魅力を体験します。

    2年次から、理論と並行して実験・実習が開始。少人数チームでのメカトロニクス機器製作を通して、チームでものづくりに取り組む醍醐味を体験し、チーム運営のノウハウも学びます。また実験・実習を通して足りない知識やスキルを認識し、より高度な技術修得に備えます。

  3. 3年次

    ものづくりの現場で役立つ実践力を身につけます。

    実践的な専門知識に触れる機会が増えていきます。演習ではものづくりの現場で行われる、企画立案、実験、計測、プレゼンなどのプロセスを体験。後期はシミュレーション工学やネットワークプログラミングなど、学生の意欲に合わせて、より深い専門知識を身につけます。

  4. 4年次

    卒業研究で最先端のテーマに取り組み、技術の未来に挑戦。

    各研究室で最先端の技術をテーマに卒業研究に取り組みます。その一方で、これからの技術者に必要な視点、マインドを育成するために、将来を期待されている技術の可能性に触れる「機械電子創成発展講義」、公害問題などをテーマに、工学の過去の失敗に学ぶ「技術者倫理」で知識を増幅します。

取得できる資格

  • 高等学校教諭一種免許状(工業)
  • 建設機械施工管理技士※★
  • 電気工事施工管理技士※
  • 管工事施工管理技士※★
  • 建築施工管理技士※★

※印は受験資格
★印は要実務経験