千葉工業大学

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プロジェクトマネジメント学科

プロジェクトを成功へ導く科学的手法と考え方を修得し、次世代を切り拓くリーダーを育成します。

講義と演習をバランスよく学び、理論と実践力を身につけます。
ディスカッションやグループワークで、思考力・企画力を育みます。
広い視野を持ち戦略的提案のできるプロジェクトリーダーを育成します。

学科の特色

あらゆるプロジェクトを科学する。企業に求められるマネジメントの基礎と理論を実践により修得します。

市場ニーズの多様化、相次ぐ新技術の登場、そしてコストと期間を圧縮してほしいという顧客ニーズなど、多くの企業が厳しい課題に日々直面しています。そこで脚光を浴びているのがプロジェクトを科学的に分析して的確に管理できるプロジェクトマネージャーの存在です。本学科ではプロジェクトの目的を明確化する方法からはじめ、期限や制約を守るために、限られた予算や人員をどう配置するかといった実践的なプロジェクト管理の理論から実践的なノウハウまでを体系的に学びます。もちろん卒業後すぐにプロジェクトマネージャーとなることは稀(まれ)ですが、プロジェクト全体を俯瞰(ふかん)できる視点と知識をもつ人材には大きな期待が寄せられます。

  • ディプロマ・ポリシー
    [プロジェクトマネジメント学科の学生が卒業時点において身につけるべき能力]
     
    (1) プロジェクトの計画と運用を中心とした専門知識と実践的な技術及びシステムとして取りまとめる能力を身につけている。
    (2) コンピュータ利用能力,コミュニケーション能力を基礎に,グローバル化したビジネス社会に対応できる総合的な分析能力を身につけている。
    (3) 国際的なビジネス社会における様々なプロジェクトに対し,問題発見・解決力などの幅広いマネジメント能力を身につけている。
  • カリキュラム・ポリシー
    プロジェクトマネジメント学科のディプロマ・ポリシーを達成するために,以下のとおり3項目の教育課程編成における方針を定める。
     
    (1) プロジェクトマネジメントの核となる計画から運用をバランス良く管理するための能力に関わる基礎から応用に至る豊富な授業科目を提供する。
    (2) ビジネスのグローバル化に伴い必要となる国際協力や国際的なビジネス社会に対応できる総合的な分析能力,情報技術などを修得するための授業科目を提供する。
    (3) (1)と(2)で学ぶ知識を基に,様々なプロジェクトの問題を発見し解決に導くための幅広いマネジメント能力を身につけるための実験・演習科目を体系的に配置し,主体的な学びの場を提供する。
  • アドミッション・ポリシー
    国際化が著しい企業では、戦略的なプロジェクトを計画・管理し、成功へと導くことのできるリーダーを求めています。リーダーには、人、物、資金、情報、知的資源などを駆使して、問題を発見し、解決するマネジメント力が欠かせません。プロジェクトマネジメント学科は、コンピュータ利用能力、コミュニケーション能力を基礎に、グローバル化したビジネス社会に対応できる総合的な分析能力と問題発見・解決力などの幅広いマネジメント能力を育成します。さらに、プロジェクトの計画と運用を中心とした専門知識と実践的な技術及びシステムとして取りまとめる能力を養います。
     
    〈求める学生像〉
    1. 新製品や情報システム開発等の様々なものづくりに興味がある人
    2. 多分野の専門家が知恵を結集する戦略的なプロジェクトに取り組んでみたい人
    3. 企画や創造的な仕事に興味があり、高い学習意欲を持った人

学びのポイント・カリキュラム

プロジェクトマネジメント学科カリキュラム(PDF ファイル 1.3MB)
  1. 1年次

    学んだ基礎理論をグループ学習等で実践します。

    基礎理論を学ぶとともに、実際にクラス内でプロジェクトグループをつくり、企画から終了までのプロジェクトのサイクルを繰り返して理論を実践していきます。グループのメンバーを都度変更することで、個々のスキルや作業分量に合わせてマネジメントする視点も自然と身につきます。

  2. 2年次

    コースで専門性を高め、より実践度の高い実験に。

    経営システムのプロをめざす「経営システムコース」と、プロジェクト管理の実践力を身につける「プロジェクトマネジメントコース」に分かれて学びます。「プロジェクトマネジメント実験」では、少人数グループに分かれ、新規ビジネスの立ち上げやソフトウェア開発などの課題に挑みます。

  3. 3年次

    前期から研究室に所属し演習を重ねます。

    前期から全員が研究室に所属。4年生や大学院生と机を並べ、多様性に満ちた環境で学びを深めます。前期の演習では希望する進路に合わせてさらに3つのグループに分かれてマネジメント力を育成。後期からは「課題研究」や「ゼミナール」など、より専門的な講義や演習で知識を蓄えていきます。

  4. 4年次

    学びの集大成となる卒業研究に取り組みます。

    身につけた知識と実践力を結集し卒業研究に臨みます。卒業研究は課題設定や解決法も学生主体で進めるアクティブラーニング方式。自ら発想し解決する能力を鍛えるこの学びを通して、一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、どんなプロジェクトにもひるむことなく挑める実行力を身につけます。

取得できる資格

  • 中学校教諭一種免許状(数学)
  • 高等学校教諭一種免許状(数学・情報)