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認知情報科学科の樋口洋子助教が、理化学研究所から「理研桜舞賞」を受賞しました

認知情報科学科の樋口洋子助教が、理化学研究所から「理研桜舞賞」を受賞しました

1.受賞者氏名
樋口洋子(ひぐちようこ)

2 .所属
認知情報科学科

3.受賞名称
「理研桜舞賞」

4.受賞日
2026年3月31日

5.受賞団体・大会名
理化学研究所

6.論文(作品)・研究題目
記憶は無意識のうちに変化する−勘違いを生み出す心と脳の仕組み−

7.賞について
無意識のうちに形成された記憶が時間の経過とともに再編成され、その過程に海馬が中核的に関与することを発見しました。具体的には、意識的な思考の影響を最小限に抑えた無意識的な記憶の実験によって、次のことを明らかにしています。ある出来事の連続(例:Aの後にBが起こる)を記憶すると、その出来事の逆さまの記憶(例:Bの後にAが起こる)も無意識のうちに形成されます。その後、時間が経過すると、本当の記憶と逆さまの記憶が脳内で統合され、区別ができなくなります。さらに、functional MRI (fMRI) を用いた脳活動計測により。この記憶の変化に対応する活動変化が、記憶の中枢である海馬に見られることがわかりました。これらの結果は、無意識的記憶の形成・変化のダイナミクスを心理指標と神経指標の両面から整合的に説明し、日常の誤認や勘違いの一因が「思考の誤り」だけでなく「記憶の変化」そのものにあることを示す先進的な成果です。

8.受賞の感想
このたび、理研桜舞賞を賜りました。 これまで支えてくださった皆さまへの感謝を胸に、本賞を励みとして、 今後も研究を通じて社会に貢献できるよう、より一層精進してまいります。

9.関連リンク